友達の次は。

今日は背後が多いなぁ。


と思いながら振り返ると、そこにはテレビとかでしかみたことのない大きなカメラとマイクが私に向けられていた。




「へ？あの……。……え？」



なにがなんなのかわかんなくて混乱していると


さっき話しかけて来た人が私に向かって笑顔で



「もし、倒れている人を助けたら実はその人が有名人だったらっていうのを検証するテレビ番組の撮影をしていました」

といった。



そう言われた瞬間さっきの出来事が一瞬で頭を駆け巡った。