君に恋したセカイで僕は

そして放課後



「悠太くん!
一緒に帰ろ!」



「えー。ナナちゃん!
俺と帰ろ!
悠太より俺にしたほうが絶対いいって!
毎日退屈させないから!」



「おいおい、翔。。。」

ナナの後にくい込み気味の発言をしたのは翔。
俺の幼なじみであり、唯一の親友。
普段からクラスの中心人物として盛り上げてる。


「えーと。か、かける…くん?」

「うんうん。そうそう!
いやー。オレの事好きになっちゃった感じ?ありがとねー。」


「んーと。
何か勘違いしてるけど別に好きじゃないよ。
ごめんね、」



翔の発言に対して丁寧に返事を返すナナ。
逆にそれがメンタルを傷つける場合もある。


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