君愛‐kimiai‐
「夢菜ちゃん?」
「やだ~、ちゃんなんか着けないでよ~。」
「夢菜…忘れてごめん、ごめんなさい。」
「あ、謝んないでよ~。」
夢菜の辛さと悲しさが無理に作った笑顔から痛いほど伝わってきた。
急に空くんが座っていたベッドから立ち上がった。
「俺、飲み物買ってくるけど何がいい?」
「あたしはいいや。」
あたしはそう言って首を横に振った。
「あたしはミルクティーがいい。」
夢菜は空くんにそう言った。
「分かった、柚は本当にいらないのか?」
あたしはコクリと頷いた。
あたしの返事を聞いて、病室から出ていった。
多分、彼なりに気をきかせてくれたんだろう。
「柚香、あたしは何があっても柚香の味方だからね?何かあったらあたしになんでも言うんだよ?」
いきなりそう言って夢菜が笑った。
「ありがとう…。」
あたしは夢菜に笑い返した。
「夢菜は…記憶のないあたしでも友達でいてくれるの?」
あたしは不安になり尋ねた。
記憶がないあたしなんか…。
「何言ってるの?そんなの当たり前じゃん!」
夢菜は不安だったあたしにとても心の強い言葉をくれた。
「ありがとう、夢菜。」
「柚香は柚香なんだから!」
「やだ~、ちゃんなんか着けないでよ~。」
「夢菜…忘れてごめん、ごめんなさい。」
「あ、謝んないでよ~。」
夢菜の辛さと悲しさが無理に作った笑顔から痛いほど伝わってきた。
急に空くんが座っていたベッドから立ち上がった。
「俺、飲み物買ってくるけど何がいい?」
「あたしはいいや。」
あたしはそう言って首を横に振った。
「あたしはミルクティーがいい。」
夢菜は空くんにそう言った。
「分かった、柚は本当にいらないのか?」
あたしはコクリと頷いた。
あたしの返事を聞いて、病室から出ていった。
多分、彼なりに気をきかせてくれたんだろう。
「柚香、あたしは何があっても柚香の味方だからね?何かあったらあたしになんでも言うんだよ?」
いきなりそう言って夢菜が笑った。
「ありがとう…。」
あたしは夢菜に笑い返した。
「夢菜は…記憶のないあたしでも友達でいてくれるの?」
あたしは不安になり尋ねた。
記憶がないあたしなんか…。
「何言ってるの?そんなの当たり前じゃん!」
夢菜は不安だったあたしにとても心の強い言葉をくれた。
「ありがとう、夢菜。」
「柚香は柚香なんだから!」