ゼペットンじいさん。
王子「ほんまです」

斎藤「嘘くさいんだよなぁ、ただ単に、むっちゃくちゃ皮の固いみかんなだけやろう?」

王子「ここにはね、私の愛する姫が、閉じ込められてるんですよ。。」

斎藤「いや、話がどんどん飛躍してってるけどさ。。」

みよ「このみかんの中に、あなたの大好きな姫が閉じ込められてるってこと?」

王子「そういうことです」

斎藤「それで剥いたら世界が滅びるっちゃ、どういうことなんだよ。。」

王子「姫は勇敢でした。自分の身を顧みず、この世界を恐怖のドン底に陥れる魔王と共に、自ら、この奇跡のみかんへと、閉じ込められる道を選んだのです」

みよ「そんな、、それはあんまりよ!」

王子「そうするしか方法はなかった、、」

斎藤「じゃー、どうすんだよ、、指くわえて、見てろってのかよ、、」

王子「そうするより仕方ないのかも知れません。。」

みよ「バカ~」

王子「え?」

みよ「そりゃあんまりだよ」

王子「だけど、、」

斎藤「俺もそう思うぜ」

みよ「姫、きっと待ってるよ?」

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