お前の隣は俺だから。
少し外で頭冷やして、そろそろいい時間かと思って部屋に戻ることにした。
ここで、真哉と藤咲がいい雰囲気だったらまた俺傷つくなぁ〜〜
なんて思いながらも、部屋に戻ると、
「おう!やっと戻ってきたか!
俺のあげたチャンス、無駄にしてないだろなぁ〜」
なんて、明るく真哉が迎えてくれた。
……俺、やっぱダメだったわ。せっかく真哉がチャンスくれたのに。
言葉にしたら本気で涙が出てきそうで俺は何にも言えなかった。