お前の隣は俺だから。
修学旅行から帰って、部活の後、
俺は大翔に話ができないかと言うと、大翔も話したいと言ってくれた
大翔が連れてきてくれたのは街が見下ろせて、夕日が綺麗に見える丘だった
「お前、男2人でこんなとこ来てどーすんだよ」
俺がそう言うと、俺がムカつくくらい爽やかな笑顔で
「ここなら、誰にも邪魔されねぇーじゃん?」
なんて言うから、俺も笑ってしまった
少し沈黙が続いた後、俺は大翔に言った。
「お前、芽依のこと本当に好きなんだよな?」
そんな俺の発言にちょっとびっくりはしてたけど、大翔は真剣な表情をして頷いた。
「よし。なら、お前に頼む。
芽依を幸せにしてくれ。」