お前の隣は俺だから。
しばらくそうしてると、
「わかった。
てか、お前に言われなくても幸せにする」
大翔の強気の発言が返ってきて、俺は安心した
そして、頭を上げて、大翔に向けてニヤッと笑った
「なんだよ。お前のその笑みは。」
そう言いながら大翔も笑いやがった。
「おい。
大切な幼なじみ…つか、俺の長年の好きな女取られんだよ。
お前、一発殴らせろ」
俺がそう言うと、大翔は笑って
「冗談だろ?お前は芽依ちゃんの親か!」
なんて言ってたけど、
「それで気がすむならやれ。俺はその痛みを忘れず芽依ちゃんのこと、幸せにするから。」
とか、調子いいこと言ったから、俺は本気で殴ってやった
「ってぇ〜〜!!
マジじゃねぇーかよ!」
そう言いながらも笑ってくれる大翔はきっと、俺の想いも伝わってるはずだ。
俺も、なんとなく、スッキリしたような気がした。