お前の隣は俺だから。




あんな何種類もあったのに如月くんはやっぱりすごい



私のこと、すごく見てくれてて、理解もしてくれてる





たくさんのお店が並ぶ夕方の街を手を繋いで歩きながら




「如月くん、ありがとう」




そう呟くと、如月くんはすごく驚いた顔をして



「いきなりどうしたの?」



なんてとぼけるから、私は「ううん」と言ってにっこり微笑んだ



「変なのー」



如月くんもそう言ってにっこり微笑んでくれた




あ〜〜幸せ……



こんな時間がずーっと続けばいいのに




そんなことを思ってると、少し先のアクセサリーのお店のショーウィンドウが見えた




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