お前の隣は俺だから。



「芽依…



もう一回、言って?」



なんて如月くんが言うから私の顔は真っ赤だ



「えーっと……如月くん…」


「大翔!!


如月くんじゃなくて、そろそろ大翔って呼んでよ」



せっかく私が勇気を出して言いかけたのにぃ〜〜


しかもよびすてって……



「や、大翔……?」


「うん?」


そう言って微笑んで私の次の言葉を待ってる


くそ〜〜イジワル……



「…………スキ。大好き」



そう言うと、ぎゅっと引き寄せられてもう一度、今度は角度を変えながら何回かキスされた



幸せ……



この人と付き合えてよかった



そう思いながら過ごせた夜だった



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