お前の隣は俺だから。




ささ、私はもうすぐ、大翔が迎えに来てくれるんだ



今日もすっごい楽しみ〜〜!!



そう思っていると、ピーンポーンと家のチャイムが鳴った



あ、やばいやばい!大翔が来ちゃった!


そう思って急いで下に降りると、


「あら〜〜!!薫くん♡どうしたの?」



なんて、お母さんの声が聞こえた



急いで玄関に行くと、今日も偉そうにポケットに手を突っ込んだ薫が立っていた




「え!?薫!?

まだ寝てたんじゃないの…!!?」




私がそう言うと、



「は?」


なんて言われたから、部屋を覗きましたなんて、黙っておこう。




「どうしたの?」


私がそう聞くと、


「いいから、早く靴履け。」


なんて命令させるから、とりあえず靴を履いた



「ってゆうか。私今から大翔とデートなんだけど!!?」



「いいから来い」



「えっ!?え、ちょっと!!!」



薫は私の腕を強引に引っ張って、自分の家に連れ込んだ



「ちょっと!!?何考えてんの!!!」



私がそう言うと、薫は振り向いてニヤッと笑った



はぁ!!!?


私今から、デートなんですけど!!!



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