お前の隣は俺だから。



言葉が出ない…



そんなことまで分かってくれてる彼氏なんて、どこにもいないよ。



きっと、辛かったと思う。


薫に頼むことも…薫の部屋ですることも……



全部全部私のためなんだ。



「それでさ?
これ、俺からのプレゼント。

誕生日もだし、1か月だしさ…

貰ってくれる?」




そう言って小さな箱を出した



「え!!ほんと!!?ありがとう♡


………開けてもいい?」



そう言うと、大翔はにっこりと頷いた



そして…開けると



いつか私が店のショーウィンドウで見たあのかわいいネックレスだった




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