お前の隣は俺だから。
。.。:+*薫side+:。.。:
「芽依!!おい!」
芽依が荒い呼吸で顔を火照らせてマットに倒れこんだ
もう一度おでこを確認しても、すっげぇ熱。
浴衣一枚でこんなとこ来たらそりゃこーなる。
それに、こいつずっと夏風邪っぽかったしな…
どーせ芽依のことだから、放っておけば治るとか思って薬も飲んでなかったんだろうな。
ったく。自分の体もっと大事にしろよ。
まぁそんなことさえも忘れるぐらい、ネックレスが大事なんだろうな。
芽依は毎日毎日必ずネックレスを触っては幸せそうな表情を見せる
好きなんだな。大翔のこと。
まぁ、そりゃそうだ。
大翔だってかなり芽依を大事にしてる