お前の隣は俺だから。




「ありがと。薫」



私がそう言うと、薫は寝返りを打って私の方に向いた



「ん」



「練習試合、大丈夫かなぁ?
薫がチームにいないのってすごく大きいよね



私のせい…だよね。」



「そんなんじゃねぇだろ。気にすんな」



「でも……」



私がゴモゴモしていると、ニヤッと薫は笑って




「じゃあさ。一個だけ願い聞けよ」





「……うん。なんでもいいよ?」



なんだろう〜またパシリみたいに使われるかも



いや。そんなのじゃまだましだ…




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