お前の隣は俺だから。



「薫。


お前、本当ムカつく。


俺、結局お前になんにも勝てねぇや



ほんと、悔しいし、腹立たしいし、正直ムカつくけど、やっぱ俺のいいライバルだわ。



俺これから、なにか薫に勝てるもの見つけてやる」



「は?何言ってんだ?

意味わかんねー。」



「じゃあ、いつかのお返しして、俺は帰るわ


薫、いくぞ?」



そう言って、大翔は薫のそばまで行って、


一発、頬を殴った




「………っへ??!」



「ってぇな!なにすんだよ」



薫は頬を抑えながら大翔に言った


でも、大翔はニヤッと笑って、


「じゃあな。」



そう言って、この場所を立ち去った







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