お前の隣は俺だから。



っは!!そうだ…

私今顔ぐっちゃぐちゃだ…。



「す、すみません!!

大したことじゃないんです!!全然…!

突然前も見ずに当たって、ごめんなさい!」



私は顔を極力見られたくなくて俯いた



でもそんな私の気持ちも察することなく


王子は私の顔を心配そうに覗く…



「いやいや、俺もちゃんと前見てなかったからほんとごめん!


けがはなかった?」



うぅぅぅぅ〜〜。

ダメだ。こんなかっこいい人の視線に耐えられない…。



「あ、あの…///

私…その…泣いた後だし、


顔ぐちゃぐちゃだからあんま…

そんな、見られたくないです…」



そう言ってもっと俯いた



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