お前の隣は俺だから。
………え、、、
あの、爽やかで優しくてイケメンな如月くんの口からとんでもない言葉聞いたような???
「…え、えっと……///」
私が戸惑っていると、如月くんはいつものように吹き出した
「ごめん。戸惑わせて。
本心だけど、やっぱ夏川さんにはまだ早いか?
忘れて?さっきの!!」
そう言って、私から離れて立ち上がった
そして、爽やかな笑顔で、「戻ろっか」と言った
そして歩き始めたのに……
私は何をしてるんだ???
気がつけば、如月くんの腕を掴んでいた。
「私……やっぱり脱ぐ。」
私がそう言うと、如月くんは驚いた顔をして、顔を赤く染めた。
「…別に、あれだよ?
無理しなくてもいいよ?」
少し遠慮気味に如月くんは言うけど、私はやっぱり脱ごうと思った。
だって、こんなにも私を想って追いかけてくれて、元気付けてくれた如月くんが自信持ってって言ったんだ。
正直、自信はないけど、頑張ってみようって思う。
そして、私は、パーカーのファスナーに手をかけようと決心した。