お前の隣は俺だから。
薫の家族、成瀬家とはとても仲良しで、今日もいきなりきた私に晩ごはんを振舞ってくれて、
さらに、お風呂にまではめてくれた
薫の弟、葵くんも成瀬家のDNAに相応しくイケメンでさらに「芽依ちゃん」と私を慕ってくれるから私もとっても気分がいい
ちょっと薫に対する不安もあるけど、
こんなあたたかい成瀬家のおかげで、私はなんとか粘り強く薫の帰りを待っていられる。
にしても…遅すぎでしょ!!!?
と思っていると…
____「ただいま」
っは!!!帰ってきた〜〜!!!
__「おかえり。遅かったわね〜。あんたの部屋で芽依ちゃんがお待ちかねよ〜〜」
__「は?」
と、そんな会話が聞こえて階段をドンドン上がる音が聞こえる…
やばい、また怒られちゃう〜〜
「おい」
扉を開ける音と共に薫の不機嫌な声が聞こえた
「…はい。
………おかえり?♡」
「は? おかえり?♡じゃねぇよ」
薫が不機嫌全開でそういったけど、私のマネの部分、すっごい可愛かったんですけど〜♡
なんて、そんなこと言ってる場合じゃないか…