★ 大丈夫だなんて言うなよ ★【完】
アイツが私の腕をガシッと掴み

力強く引き戻した。

私はその力でアイツの胸元に

すっぽり収まってしまった。

『ちょっっ』

「どこ行く気?」


私を胸に抱きながらしゃべるから

アイツの声が心臓に響いて

心臓が、イタイくらいに高鳴った。
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