LADY

でも、もし彪がはいってたら?
気づけばいつの間にか
彪の事ばっか考えて不安にまでなってた。

そんなある時…

俺さ、秘密にしてた事がある。

え????
もしかして…って思った

案の定不安は当たり

俺…暴走族の一員なんだ。

…目を疑った

先輩達と仲良くしてる姿凄い好きだし
バイクに乗ってる彪は
一段とカッコいいんだろうなって思った

でも不安で仕方なかった。
でもそんな不安を隠して

そっか。気をつけてね。

しか言えなかった。

心ではそんな彪に私もついて行く!
桜も入りたい!って思ってるのに
何も言えない
弱い自分を再認識した。

< 12 / 21 >

この作品をシェア

pagetop