LADY

奇跡



他の暴走族の集まりにいる時だった

当時付き合ってる彼のところにいた私は
なんとなく毎日を過ごしていた

突然携帯が鳴る
知らない番号だ

はい?
電話に出ると
龍先輩だった。

どこいる?今すぐ迎え行く。

え?急すぎて頭が混乱した

どーしたんですか?
と聞いた

いいから。早く言え

少しピリピリモードだった。

彼が、誰?何?と言う

答える隙もなく

龍先輩が、お前男と居るのか?と聞く

待って待って頭の整理つかない。
まず誰に答えればいいの。笑

龍先輩は急にどうしたのかな。

まあ、いい。早く場所を言え。
と龍先輩。

誰?答えろ。
と彼。

とりあえず電話から先に答えよう
と言いかけようとした瞬間

彼が 貸せ。と携帯をとった

え、待って待って、地元の先輩!!!

って言ったのも聞かれず

お前誰?俺の桜に何の用?
と…

あちゃーと思った時
携帯から大きな蒸し音が

え、バイクの音だよね今の。
と思いとりあえず携帯返してって言うと

電話越しから聞こえた
低い声…
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