LADY
次の月曜日…初登校の日だ
昔から遅刻癖があり
初日から遅刻…
まじかぁ…と思いながら
靴箱に行くと
目の前にあの憧れの龍先輩が…
外の方を向いて座っていたから
気付かれないようにそぉーっと
靴をしまい上靴をはいって
階段を上ろうと計画を立てて
靴をしまおうとした瞬間
がしゃん!
あ…しまった…
足元にあった木の板を踏み外して
しまい大きな音が鳴り響いた。
ハッと前を見ると
龍先輩がびっくりした顔でこっちを見て
少し笑いながら
「おはよう(^^) 初日から遅刻??笑」
と笑いながら声をかけてくれた。
私は恥ずかしさと緊張と
少し恐怖をかかえながら
小さな声で
「おはようございます。はい。すいません」
と逃げるようにそそくさと教室へ
向かった。