アイツを虜にする方法


「入ってきていいぞ。」


先生が声をかけた
ほんの数秒後。


細くて、でもどこか肉付きがよくて
真っ白な足が見えた。


「え、…やばくね?」


クラスの男子が騒ついた。
女子はつばを飲み込んだ。


「はじめまして。
○△高校から、転校してきました。」



黒髪のストレートロングが
こんなにも似合う女の子いたなんて。


俺は、彼女に釘付けになった。


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