日向くんを本気にさせるには。



「ごめんね、急に呼び出しちゃって。」


うわぁ…すっごいイケメンさんだ!


え、え、え、ちょっとあまりのイケメンさにこの人の顔の周りにキラキラフィルターかかっちゃってるんですが!!



「えぇっと、瀬崎さん?大丈夫かな?」


「んえ?あっ、すみません!」



日向くんに負けないくらいの容姿の持ち主がこの学校にいたとは驚き


この人モテるだろうなぁ


そんな人がわたしに何の用だろ?



「えっと、それでわたしに何か用があったんですかね?」


「そうだね。ここじゃちょっとあれだから場所変えてもいいかな?」



「あっ、はい。だいじょーぶです。」



こうしてイケメンさんとふたりで
校舎の外にやってまいりました



外は暖かい空気に包まれてて
セーター着て出てみるとちょうどいいなぁ


風もふんわり吹いてて暑くもなく寒くもなくって感じで


すっごくいい天気だなぁぁ



って、わたしはどこかのおばあちゃんか!


なんてひとりで心の中でツッコミ

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