嘘は取り消せない
桜の病室につくと、九ノ瀬が心配そうに待っていた
ほら、やっぱり優しいやつだろ
「どうなった?」
「多分大丈夫だと思う」
「多分って、」
「確信はないけどな」
「まぁ、お前なら信用できそうだ」
信用………か、
「俺は桜にひどいこと言ったのに?」
「桜が悪いやつなんて好きになるはず
なんてないだろ 桜はお前を信じてる、
だったら俺もお前を信じる 簡単だろ?」
「…そうだな」
「誠さんたちが今事情聴取中」
「じゃあ、これで俺達の無実が晴れるわけか
……………犯人は自首なんてしないと
思うけどな」
「マジかよ、じゃあまだ…」
「大丈夫だ、桜には手を出さないはず」
「…………そうか」
安堵の表情を浮かべる九ノ瀬
だけどまだ不安が残っているはず
あの女が自首をしない限り
桜に危険が及ぶ可能性がある
「桜にはお前がついてるから大丈夫だろ、
秋月」
桜のことを大切に思っている、秋月
「そうだな」
「でもお前もいる お前も桜を守るだろ?」
「俺?」
俺は………
「あぁ、そうだな」
桜が起きるのを待つだけじゃダメだ
しっかり危険から守らないと
「これが終わるまで、まだ起きるなよ、桜」
「そうだな 、変な心配をかけたくないからな
まだゆっくりしとけ」
さぁ、来る可能性がゼロな訳がない
むしろ、さっきのは九ノ瀬に余計な心配を
かけさせないため……
あいつはどうかかってくるか
ほら、やっぱり優しいやつだろ
「どうなった?」
「多分大丈夫だと思う」
「多分って、」
「確信はないけどな」
「まぁ、お前なら信用できそうだ」
信用………か、
「俺は桜にひどいこと言ったのに?」
「桜が悪いやつなんて好きになるはず
なんてないだろ 桜はお前を信じてる、
だったら俺もお前を信じる 簡単だろ?」
「…そうだな」
「誠さんたちが今事情聴取中」
「じゃあ、これで俺達の無実が晴れるわけか
……………犯人は自首なんてしないと
思うけどな」
「マジかよ、じゃあまだ…」
「大丈夫だ、桜には手を出さないはず」
「…………そうか」
安堵の表情を浮かべる九ノ瀬
だけどまだ不安が残っているはず
あの女が自首をしない限り
桜に危険が及ぶ可能性がある
「桜にはお前がついてるから大丈夫だろ、
秋月」
桜のことを大切に思っている、秋月
「そうだな」
「でもお前もいる お前も桜を守るだろ?」
「俺?」
俺は………
「あぁ、そうだな」
桜が起きるのを待つだけじゃダメだ
しっかり危険から守らないと
「これが終わるまで、まだ起きるなよ、桜」
「そうだな 、変な心配をかけたくないからな
まだゆっくりしとけ」
さぁ、来る可能性がゼロな訳がない
むしろ、さっきのは九ノ瀬に余計な心配を
かけさせないため……
あいつはどうかかってくるか