【完】キミにぞっこん
「好きな時間の長さなんてどうでもいい」
「社員旅行、楽しみだね!」
由月さんがぽんっと肩を叩く。
「初めて行くのでワクワクします!」
今日は社員旅行。
バスでちょっと離れた温泉までいくんだ。
結構大きな会社だから、バスが3台。
あたしと星那は部署の管轄が違うからバスが違う。
「星那と離れて残念ね」
由月さんがあたしの頭を撫でる。
「由月さんがいるから平気です!」
「あら、かわいい」
由月さんがあたしのことをぎゅっとする。
あんなことがあったけど
いまも本当に大好きな先輩。
由月さんと智史くんは春に結婚するんだって。
二人共幸せになってほしいからよかった。
1度だけ、智史くんから電話がきてた。
『俺のことを愛してくれるやつと結婚する』
ってね。
心から嬉しかった。
由月さんがぽんっと肩を叩く。
「初めて行くのでワクワクします!」
今日は社員旅行。
バスでちょっと離れた温泉までいくんだ。
結構大きな会社だから、バスが3台。
あたしと星那は部署の管轄が違うからバスが違う。
「星那と離れて残念ね」
由月さんがあたしの頭を撫でる。
「由月さんがいるから平気です!」
「あら、かわいい」
由月さんがあたしのことをぎゅっとする。
あんなことがあったけど
いまも本当に大好きな先輩。
由月さんと智史くんは春に結婚するんだって。
二人共幸せになってほしいからよかった。
1度だけ、智史くんから電話がきてた。
『俺のことを愛してくれるやつと結婚する』
ってね。
心から嬉しかった。