【完】キミにぞっこん
「あの子って…」
「たぶん、莱久さん…」
「愛來ちゃん、知ってるの?」
「はい、幼なじみで初恋の相手で元カノ」
「そこまで言ってるのか」
なんだか安心した顔の由月さん。
「なんか安心してません?」
「いや、ほんとに愛來ちゃんが好きなんだなーって思って」
「え!?」
突然こんなことを言い出すから顔が赤くなってしまう。
「星那、あの子のせいで遊んでばっかだったから」
由月さんが悲しそうな顔になる。
「…そうんですか」
「でも、ちゃんと話してるってことは。愛來ちゃんに本気な証拠」
不安を感じているあたしの頭を撫でる。
「…大丈夫、ですかね」
「たぶん、莱久さん…」
「愛來ちゃん、知ってるの?」
「はい、幼なじみで初恋の相手で元カノ」
「そこまで言ってるのか」
なんだか安心した顔の由月さん。
「なんか安心してません?」
「いや、ほんとに愛來ちゃんが好きなんだなーって思って」
「え!?」
突然こんなことを言い出すから顔が赤くなってしまう。
「星那、あの子のせいで遊んでばっかだったから」
由月さんが悲しそうな顔になる。
「…そうんですか」
「でも、ちゃんと話してるってことは。愛來ちゃんに本気な証拠」
不安を感じているあたしの頭を撫でる。
「…大丈夫、ですかね」