【完】キミにぞっこん
━━チーンッ
エレベーターが開いたので乗り込む。
「あ、受付の子だ」
声をかけられて顔をあげる。
「…美桜さん」
「名前覚えてくれたの?嬉しい!」
美桜さんがあたしのてをとる。
この人が星那の元カノ…。
「どうしたの?なんか暗いね?」
美桜さんが心配そうにあたしを見る。
「いえ。なんでもないです」
あたしは無理やり笑顔を見せる。
「無理やり笑わないの!」
あたしの頬をつねる。
「へっ」
「彼氏にでも話聞いてもらいなさい」
あたしの頭を撫でる。
その言い方からあたしと星那が付き合ってることに気づいてる気がした。
それがすっごく嫌だった。
「そんなのいないです」
なんてとっさに嘘をつく。
「え?いるでしょ?」
美桜さんがきょとんとした顔になる。
「なんでですか?」
エレベーターが開いたので乗り込む。
「あ、受付の子だ」
声をかけられて顔をあげる。
「…美桜さん」
「名前覚えてくれたの?嬉しい!」
美桜さんがあたしのてをとる。
この人が星那の元カノ…。
「どうしたの?なんか暗いね?」
美桜さんが心配そうにあたしを見る。
「いえ。なんでもないです」
あたしは無理やり笑顔を見せる。
「無理やり笑わないの!」
あたしの頬をつねる。
「へっ」
「彼氏にでも話聞いてもらいなさい」
あたしの頭を撫でる。
その言い方からあたしと星那が付き合ってることに気づいてる気がした。
それがすっごく嫌だった。
「そんなのいないです」
なんてとっさに嘘をつく。
「え?いるでしょ?」
美桜さんがきょとんとした顔になる。
「なんでですか?」