【完】キミにぞっこん
六つ目「プロポーズ」
【Sena Side】
「よしっ」
俺は鏡をみて声を上げる。
「気合い入ってんなー」
泰志がおかしそうに笑う。
「うるせーよ」
「あれー?昨日緊張するーどーしよーなんて言ってたのはどこのどいつだっけー?」
俺の頭をグシャグシャにする。
「おまっ!せっかくセットしたのにふざけんな!」
もう1度鏡を見てクシでとかす。
「そんなカッコつけなくてもいつもの自分でいけよ」
俺の肩をぽんっと叩く。
「って言ってもさーなんか失敗しそうで」
「会社の憧れの的の如月さんを好きな子たちがみたら悲しむねー」
「知らんし。そんなやつらどーでもいいし」
頬をバチンと叩いて自分に気合いを入れる。
「まー、ついにプロポーズかぁ」
泰志が感慨深そうに呟く。
「なんだよ」
「幸せになってもらいたい二人だからよ」
「まぁ、さんきゅー」
「よしっ」
俺は鏡をみて声を上げる。
「気合い入ってんなー」
泰志がおかしそうに笑う。
「うるせーよ」
「あれー?昨日緊張するーどーしよーなんて言ってたのはどこのどいつだっけー?」
俺の頭をグシャグシャにする。
「おまっ!せっかくセットしたのにふざけんな!」
もう1度鏡を見てクシでとかす。
「そんなカッコつけなくてもいつもの自分でいけよ」
俺の肩をぽんっと叩く。
「って言ってもさーなんか失敗しそうで」
「会社の憧れの的の如月さんを好きな子たちがみたら悲しむねー」
「知らんし。そんなやつらどーでもいいし」
頬をバチンと叩いて自分に気合いを入れる。
「まー、ついにプロポーズかぁ」
泰志が感慨深そうに呟く。
「なんだよ」
「幸せになってもらいたい二人だからよ」
「まぁ、さんきゅー」