【完】キミにぞっこん
「え?行くの?」
さっきより不安さを増した声で聞く。
「ああ。愛來とな」
「あたしと?」
「うん。行こう」
俺は愛來の手を繋ぎ直して歩く。
「え?」
愛來は戸惑いながらも俺についてくる。
「桑名さんの家知ってるの?」
「前に残業の時送ったから」
「そう…」
横を見ると不安げな顔してる。
「別になんもねーから」
愛來の鼻をつまむ。
「…うん」
「今いったら分かるから」
「え?」
キョトンとした顔になる。
「俺に着いてきて。何も考えず」
「…うん」
戸惑いの声を残したまま俺らは桑名の家まであるく。
「歩いて行ける場所なの?」
「うん。もーすぐ」
俺の瞳はひとつのアパートを捉える。
「…ここ」
俺は愛來の手を引いたまま入口に立つ。
「行こう」
ドアが開いて2人で中に入る。
さっきより不安さを増した声で聞く。
「ああ。愛來とな」
「あたしと?」
「うん。行こう」
俺は愛來の手を繋ぎ直して歩く。
「え?」
愛來は戸惑いながらも俺についてくる。
「桑名さんの家知ってるの?」
「前に残業の時送ったから」
「そう…」
横を見ると不安げな顔してる。
「別になんもねーから」
愛來の鼻をつまむ。
「…うん」
「今いったら分かるから」
「え?」
キョトンとした顔になる。
「俺に着いてきて。何も考えず」
「…うん」
戸惑いの声を残したまま俺らは桑名の家まであるく。
「歩いて行ける場所なの?」
「うん。もーすぐ」
俺の瞳はひとつのアパートを捉える。
「…ここ」
俺は愛來の手を引いたまま入口に立つ。
「行こう」
ドアが開いて2人で中に入る。