【完】キミにぞっこん
「納得って?」
「俺と愛來のこと」
「もしかして、彼女さんに納得してもらうためですか?」
桑名さんが笑顔になる。
…は?
「…は?」
あたしの心の声と星那の言葉が重なった。
「彼女と別れるつもりで、でしょ?」
星那の腕に自分の腕を絡める。
「別れるわけないだろ」
桑名さんの腕を振りほどく。
「違うの?」
「俺は愛來と結婚するからって言いに来た」
「え?」
…え?
今度はあたしの心の声と桑名さんの言葉が被る。
「結婚するうえでこいつの不安材料なくしたかぅたから」
あたしの手を握る力を強める。
「…なにそれ」
桑名さんが悔しそうな顔になる。
「桑名は俺に決定的な言葉言ってこないからいままでそのままにしてきたけど。これ以上は無理だから。ごめん」
星那が頭を下げる。
「俺と愛來のこと」
「もしかして、彼女さんに納得してもらうためですか?」
桑名さんが笑顔になる。
…は?
「…は?」
あたしの心の声と星那の言葉が重なった。
「彼女と別れるつもりで、でしょ?」
星那の腕に自分の腕を絡める。
「別れるわけないだろ」
桑名さんの腕を振りほどく。
「違うの?」
「俺は愛來と結婚するからって言いに来た」
「え?」
…え?
今度はあたしの心の声と桑名さんの言葉が被る。
「結婚するうえでこいつの不安材料なくしたかぅたから」
あたしの手を握る力を強める。
「…なにそれ」
桑名さんが悔しそうな顔になる。
「桑名は俺に決定的な言葉言ってこないからいままでそのままにしてきたけど。これ以上は無理だから。ごめん」
星那が頭を下げる。