【完】キミにぞっこん
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「愛來、起きてる?」



朝、愛來に電話をかける。



『起きてるから電話でてるよ』



なんてクスッと笑う。



「昨日はごめんな」


『こっちのセリフだよ』


「全部分かってるから。もう」


『え?』


愛來が怯えた様な声になる。



「いまから家に行ってもいい?」


『あ、うん』


「もう下にいるんだよね」


『え!?』



愛來の部屋の窓から愛來がでてくる。



「行くね」


『う、うん』


1晩経って落ち着いたのか
愛來の声はいつも通りの落ち着きを取り戻してた。


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