ロリポップ~甘い甘い恋に堕ちましょう
恋バナ


ウチで昼食をとることになりました!


私の部屋は5階建アパートの3階です。

1つのフロアに階段をはさんで2戸しかありません。
なので、ちょっと古いんですけど、一応鉄筋だし騒音が気にならないんですよ。

ちなみに、エレベーターもありません。
でも、3階なので苦になりません。


「お邪魔しまーす」

ありさちゃんがまじまじと部屋の中を見てます。
なめまわすっていうカンジのほうが近いかもですね。

「わー、やっぱいいなぁ。ひとり暮らし~。マジでいいなー」

なかなか興奮されてますね。


「あ、お茶いる?」
「うん。お願いします」

冷蔵庫から2リットル入りの烏龍茶のペットボトルを取り出してありさちゃんに見せるとそのようにお返事をもらえたので、さっそくコップに注ぎました。


ありさちゃんは部屋に入ってテーブルの前に座ってからもまだまだキョロキョロしてます。

「さ、食べよう食べよう」
「うんっ」

お茶を置くとさっそくありさちゃんがそう言うのでもちろんイエスです。

オリエンテーションまであまりゆっくりする時間もありませんしね。



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