ロリポップ~甘い甘い恋に堕ちましょう
最終鑑賞
「真由ちゃん」
ん~?
誰かが私を揺すってますね~。
ん?
そういえば声が桃川さんですね?
はっ!
そうだ!
昨夜、ウチに桃川さんが!
目を開けると、桃川さんのお顔が目の真ん前に!
「おはよう、真由ちゃん」
ニコッ。
ぎゃほーーーーーー。
いつものあのスマイルで、ほっぺたにチューされてしまいました!
あたふたあたふた。
慌ててベッドから飛び起きました。
「おはよう」
「お、おは、おはようございますっ!」
ペコペコ、ペコペコ。
何度も頭を下げます。
「朝ごはんできたから。顔洗っておいで」
「え!」
確かに言われてみれば、
炊き立てのご飯や煮物やおみそ汁のい~い香りがふわ~んと漂ってきます!
「桃川さんが作ってくれたんですか!?」
「うん。泊めてくれたおれ~い」
「わーありがとうございますっ!」
「いいえ~、どういたしまして。お安いご用ですよ~」