【完】プライドなんか知らない




そのまま、淡々とした授業が終わって、昼休み。


怠くて、オレは1人屋上へと足を向けた。


 
あー…食欲ないなぁ。
 
 
でも、オレの手には新條の大好きな、メロンパンとオレンジジュース。


 
早く、戻っておいでよ。

オレは逃げも隠れもしないから。

そして、絶対に無理強いなんかもさせないよ?


だから、早く、隣に戻っておいで。 



 
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