【完】プライドなんか知らない
「しんじょー。お待たせ?」
「遅い!待ちくたびれた!お腹空いた!」
「…最後のは関係なくない?」
「ある!あやちゃんが早くしないから、お腹空いたんだもん!」
「はいはい。じゃあ、帰りケーキおごってあげる」
「ほんと?やったー。んじゃ行こう!」
「いや、その前に委員会…」
この女王様は、オレがいくら告白を受けて来ても、全く気にも掛けてくれない。
それどころか、興味津々と言った感じで告白の内容を聞いてくるんだ。