ラストボール。〜君がくれた奇跡〜
誰もが相手チームの勝利を確信したその時…!
「あ!星也くんが…!!」
星也くんがボールを奪って、スリーポイントゾーンに向かう…! あと、5秒…
「心春?」
「星也くんー!!!いっけー!!!」
そして、ボールを放った…
5、4、3、2、1…
(入って…!!!)
『ピピーーッ!!!ただいまの試合、50対51でチームキセキの勝利!!』
「やった…心春!勝ったよ…!」
「やった…やった…!!星也く…」
星也くんは、苦しそうに胸を押さえてそのまま倒れた。星也くんの周りは、メンバーや監督で溢れかえった
「星也くん!!!!」