ラストボール。〜君がくれた奇跡〜
「ある場所?」
「そう…そこは、障害バスケの試合会場。俺は、少しでも星也に『足に障害があっても、輝いて生きられる。普通の人となんら変わらない生活を送れるんだ』と教えたかった。
すると…星也は目をキラキラ輝かせてこう言った…
『監督…俺…これやりたい。やって、俺と似たような人を元気にさせたい!』と。
そして、『俺も星也と元気にさせたい』という思いが膨らみ、星也を養子として引き取ることを決めた。
そして、星也はメキメキと実力をつけていき、今に至った。これが心春ちゃんに隠してきた秘密だ」