ラストボール。〜君がくれた奇跡〜
「おー!お似合いだねー(笑)じゃあ、邪魔者の俺たちは帰るとするか!心春ちゃん、あとはよろしく」
「は、はい!」
そう言って、チームキセキの皆さんは、車椅子を器用に動かしてお帰りになった。そして、2人きりに…
「ごめんな、あいつらが…」
「ううん!そんな、気にしてないよ」
(心臓が…ドキドキしすぎてやばいよー…!)
なんてことを考えていると…真剣な表情で言った…
「心春…教えてほしい…」
「な、何を?」
「…俺は、あと…どのくらい生きられる…?」
「!」