ぽっちゃり彼女に溺愛中


探しはじめてもう30分たっていた。
だが一向に紗綾は見つからなかった。

「クソ。どこにいんだよ!」
ケータイも圏外になっていて繋がらねぇーし

よーく考えねーと。紗綾が一人でこの暗い中いたとすると。ちょっとの物音で驚いて走るはず。何も考えず無意識に走っているはず。


ならもう少しコース外れてるかもしれねーな

俺はもう少し奥に行ってみる。


走って奥までいくと崖が見えた。

まさか‥な?
でもとりあえず呼んでみるか。

「紗綾!!どこだ!?紗綾!」

何回かここで呼んでみる‥すると、

「き、きょう、や?恭也ー!!」

崖の下から声が聞こえた。
恐る恐る下を見て叫ぶ

「紗綾!そこにいるのか!」


「恭也ーー!ここだよー!!」



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