ぽっちゃり彼女に溺愛中
少し歩くと階段を見つけた。
もしかしてここ登ればみんなのもとに戻れるかも知れねーな。
行ってみるか
「恭也ー。ここ登るの?登るなら私降りる!自分で登るよ!」
「は?いやでも足痛いだろ?」
「階段くらい大丈夫だよ?じゃあ手繋いでいこ?ね?」
ホントはおぶって行こうと思ったんだけどな、でもこうなると紗綾は聞かないからな。
ここは従うか。
「わかった。痛かったらすぐ言えよ?」
「うん!わかった!じゃあ行こー!」
手を繋いで階段を登った。