ぽっちゃり彼女に溺愛中
「言っていいよ山岸」
「じゃあ遠慮無く」
遮りたいのに恭也に手を覆われてて
何も喋れない。
仕方ない。もう諦めよう
「紗綾が休み時間になった瞬間に妄想の世界に入ってニヤニヤしてた」
ちょ!凛!どこからそんなに見てたんだー!
休み時間になった瞬間から見てたなんて
もうー!
「ふーん。妄想してニヤニヤね」
パッと口から手を離され
こっちを見てきた
「そ、そんなにニヤニヤしてないもん。少しだよ?」
グイッと引っ張られ唇が付くかつかないくらいまで近づく
ボッと熱くなる顔
「フッ。何妄想してたんだ?」
その顔絶対言わないと離さないじゃん。