ぽっちゃり彼女に溺愛中








「恭也?着いたよー?起きてー!」

ユサユサとさすって俺を起こすのは
俺の大好きな人の声
紗綾か?
普段は寝起きが悪いのに今日はびっくりするほど目が覚めた。
でも起きてはやらない。
隣に小西がいないことがわかった。
耳に聞こえたのは優哉を起こしている小西
もう平気みたいだな。


そう思ってるいるうちに
必死に俺を起こしている紗綾
嬉しくて頬が緩みそうになるのを耐える
あ~触れたい。ダメだ。寝ぼけたふりするか


「恭也ーっ」グイっ

グイッ手を引っ張り腕にしがみつくように抱き着いてみる。
するとすぐ赤くなるのが手に取るようにわかる。


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