ぽっちゃり彼女に溺愛中
辺りはほんのり夕日が出ていた。
「恭也恭也!」
「ん?」
「夕陽でてるよ!綺麗だね!」
「あぁそうだな」
なんて他愛もない会話をしながらしばらく歩いていると、
「恭也ー!観覧車あるー!」
紗綾が指差した先には少し大きい観覧車があった。
「ほんとだな。乗るか?」
俺がそう聞くと目を輝かせた。
「うん!行く!行こ!」
「わかったわかった」
手をグイグイ引っ張りながら観覧車のあるところまで行った。