一輪の薔薇
そう言ったのに男二人は私の腕を力強く掴んでホテルへと足を運ばせる。


「っ!ちょっと!」


私は手を振りはらおうとするけど、男の力にはやっぱり叶わない。


あ~あ。私、こんな男とヤラないといけないのかな。


嫌だ。でも、もうその道しかない。


諦めるか。そう思った時______


「おい、お前ら。その子を離せ。」
< 13 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop