たまゆらのはな
蔵につくと、彼女を地面におろし
じっと彼女を見つめる
「…んー、地べたじゃ可哀想か」
僕は布団を敷いてそこに彼女を寝かせた
こうして見ると
彼女の顔の作りとか、肌のきめ細かさとか、本当に作りが繊細で
こんなに美しい子を巡察中に見かけたことはなかった
こんな子京にいたかな…
「キミは一体誰なのかなー?」
なんて、答えるわけないけど笑
まぁこの子が目覚めたら全部分かることだ
早く起きてね
僕は静かに蔵の扉を閉めて
鍵をかけた
ーーー総司side endーーー