たまゆらのはな




「ただ部屋に空きはねぇから誰かと相部屋になるからな」


「全然大丈夫です!住まわせてもらえるだけでありがたいです」


相部屋だろうが蔵だろうが住まわせてもらえるなんて、なんて優しい人たち



「じゃあ総司と相部屋な」



「え?なんで僕なんですか土方さんの小姓にすればいいじゃないですか」



「俺は1人のが都合がいいんだよ」

「総司なら歳も近いだろうし親しみやすいだろう!君もそれでいいかな?」



「私は誰でも大丈夫です!」



「じゃあ総司と相部屋な決まり」


土方さんが無理やり決めた…、申し訳ないな




「はぁ…まぁいいですよ」



やった!


「ありがとうございます!
このご恩いつか必ず返します!」






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