たまゆらのはな
出会い

2-1




チュンチュン…


鳥の鳴き声がして目がさめる

あ〜、爽やかな朝だなぁ
今日の朝ごはんはなんだろなー



「はー変な夢みてたな〜」


バッと起きて周りを見渡すと、やっぱり昨日からいる和室だった



「…ですよねー」


「朝から何独り言話してるの?」

くすくす笑いながらこっちを見る沖田さん



「…あ、起きてたんですね
おはようございます」


独り言聞かれてたんだ恥ずかしい…笑



「おはよ」



沖田さんって、



「きらきらしてるなあ…」


「きらきら?」



やば、口に出てた


「あ、えと、何でもないですよ!?」


そう、私はどうやら嘘が本当に下手くそなようで

「ふ〜ん…」



沖田さんはそんなわたしが面白いらしくいつもバレないように隠れて笑っている


まぁバレバレですが!!




< 39 / 41 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop