オフィスラブ〜上司は幼なじみ〜
私は嬉し過ぎて
ただただ開いた口が塞がらない。
「いらないの?」
「…い、いります!」
私はきょーちゃんから
鍵を受け取った。
「え!えっ…ホントのホントに?」
「あぁ。そのクマお前に似てるだろ?」
きょーちゃんはニヤリと笑う。
「ちょっと…!// それどういう意味よ!」
「食いしん坊で可愛いって意味。」
きょーちゃんは私の頭を
ポンポンと撫でる。
私のりんごみたいになった顔が
余計に赤くなる。