オフィスラブ〜上司は幼なじみ〜




『え?ほんとにぃ?ん〜
きょーちゃん怒らないかなぁ?へへ…』



葵はにやにやと楽しそうに話す。
どんだけ飲んでんだよ…



『それじゃ、今日は泊まってくぅ〜』



葵の言葉を聞いていたその時、
電話越しに男の声が聞こえた。



俺は直ぐさま葵に問いかける。




「おい!男もいるのかよ?」



『大学のサークルの先輩の家行くのぉ〜』



「は?お前女子大だろ?なんで男も…」



『んもぅ!他大学と合同なのぉ〜!
とにかく今日は泊まってくからぁ』



葵はそう言って電話を切った。



「おい!!葵!!!」





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