オフィスラブ〜上司は幼なじみ〜
「水飲め。」
俺は冷蔵庫からペットボトルの水を
取り出し、葵に渡す。
時間も経ち、
葵の酔いもだいぶ覚めているようだ。
「お前、男いるなんて聞いてなかったぞ。」
「ご、ごめん!
で、でも何もないから!浮気とかそんな!」
「は?葵に浮気なんて出来る訳ねぇだろ?
不器用なんだから。」
「ちょっ…/ それは失礼ね!
浮気なんてしようと思えばいつでもできちゃうもんね〜」
葵はべーっと舌を出して俺をからかう。
「…。」
「え!もしかしてきょーちゃん怒ってる?」
葵は下から俺を覗き込んだ。